« いよいよ明日からシネモンドで上映です! | トップページ | 石川県自主上映最初の場所が決まりました。 »

2008年2月25日 (月)

シネモンド初日

 20080223143200_0854 2月23日はシネモンドさんでの上映初日。私の父、原作者の市川信夫も挨拶をさせていただきました。

 粟津キヨさんとの出会いや映画の出来た経緯を話し、「大変な時代ですが、いやな目にあったときは心の中で『ハイ、師匠』とつぶやいて明るく乗り超えていってください」と結び、大きな拍手をいただいていました。

   雪の中ふみ子の海を見に来てくださってどうもありがとうございました。

20080223142044_0842_3 

20080223142400_0844_320080223142518_0846_2 写真中央→まどかもカウンターに入れてもらいました。「一日店長さんですか?」と聞かれて嬉しそうでしたよ。写真右→山路ふみ子賞のときに書いていただいたふみ子 役の鈴木理子ちゃん、優しい姉弟子役の尾崎千瑛ちゃんのサインも飾ってありましたよ。

 あいにくの天気もあり、お客さんは2回合わせて50人ほど。でもその人数だからこそのお客さんとの親密な距離があり、とてもいい上映会でした。 本当にひどい吹雪だったのですが、盲学校の生徒さんも来てくださったんですよ。お二人の生徒さんと父を引き合わせることが出来ただけでも本当に大きな収穫でした。

 「1000人感動」のときはそれはそれでうれしかったけれど、今回の上映ではそれとはまた違う良さがありました。杖をついてひとりできてくださったおばあさんがいたり、目を真っ赤に腫らした女性が携帯で「すごくよかったよー」と誰かに電話していたり。新聞やホームページを見てきましたと話しかけてくれる方があったり。それだけだって本当にすごいことですよね。

 1000人、6000人という群集としてではなく、一人ひとりのお客さんの姿が見えて、その気持ちが伝わって。そういう姿を見ることが出来ただけでも私にとっては大きな収穫でした。 

 新潟や東北での盛況を聞いているとついつい、ふみ子の海という映画が売れる映画、ヒット作のように思えてしまうのだけれど、それは違いますよね。

 ふみ子の海は売れない映画です。けれどそれを見た人の心に何かを残して感動の輪を少しずつ広げていける映画です。それがたまたま新潟や東北での盛況になったというだけなんですよね。だからもし売れる映画として売ろうとすれば道を誤ってしまうことになる。

 ふみこの本が出たとき「(盲学校の)寄宿舎が就寝時間になった後、布団をかぶって寝たふりをしながら(点字のふみ子の海を)読んでいました」という感想を聞きました。また、「映画を見て視覚障害のことを知った」「明日もがんばろうと思った」とブログなどで感想を書いてくださる方もいます。そんな一人ひとりに確かに届けていけたらなぁと思いました。

 映画が終わった後、「今度の土曜日に孫と友達を連れてまた見に来ます」と話しかけてくれた女性がいました。小松から小さな二人の子供の手を引いてきてくれて、涙をぬぐいながら「小松でもやろうね。たくさんの人に見てもらおう」といってくれた友人の姿も。映画の地元新潟でも無く、配給会社が強い地盤を持っている東北とも違う、ここ石川県でのふみ子の海の新しい流れがこの50人から生まれていくようなそんな予感を感じる上映会でした。よし、応援がんばろうっと。

 ところで、「ぼくはこの映画が終わって出てくる人の顔を見るのがすきなんです。」とシネモンド総支配人の上野さん。いい人だなぁ。

 

|

« いよいよ明日からシネモンドで上映です! | トップページ | 石川県自主上映最初の場所が決まりました。 »

「ふみ子の海」石川県上映」カテゴリの記事

コメント

総支配人さんの言葉は、ふみ子の海を観てもらいたいと努力して動いている人たちを勇気づけてますね。

投稿: 2A | 2008年3月14日 (金) 17時55分

2Aさま
ほんとにほんとに。気取らないいい方でした。

投稿: のむらさやか | 2008年3月24日 (月) 12時18分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/530827/10722584

この記事へのトラックバック一覧です: シネモンド初日:

« いよいよ明日からシネモンドで上映です! | トップページ | 石川県自主上映最初の場所が決まりました。 »